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終わりました

kage

2013/10/13 (Sun)

ちょっとばかり報告が遅れましたが、脳腫瘍の摘出手術は無事に終わって生還しました!!

一ヶ月近く寝てばかりだったんで、筋力も衰え気味で歩くとフラフラしてますが、意識はちゃんとハッキリしてます。
退院前日に消灯後の病院から友達に電話したら「ぜんぜん変わってなくてホッとした」と泣かれ、私も彼女とまた変わりなく話せたことにホッとして泣きました。
私が病院のベッドの上で闘っていた間、みなさんがこの場で応援のパワーを送ってくださっていたのも、たくさんのメッセージや拍手から知って、ありがたくて泣きました。
ありがとうございます。本当に、ありがとう!!!

記憶もちゃんとあるし、脳梗塞にも痴呆にもなりませんでした。
gleeのSeasons of Loveの映像を観てボロ泣きとかしてるんで、性格もたぶん変わってないと思います。
視力も無事です。1年間怯え続けた失明の恐怖から、ついに開放されました。間に合って本当に良かった。

実は退院したのは9月30日だったんですけど、退院直後の時差ボケと微熱がなかなか抜けなくて、自宅でも昨日まで殆ど寝てたんですよね。
ようやく「ああ、全部終わって帰って来たんだな」って意識が明確に持てるようになったのが、昨日あたりからです。

手術については結論を先に言うと、主治医の先生曰く
「ビックリするほど難しい手術だったんですけど、ビックリするほど上手くいきました」
とのことです。頭蓋を削るのに苦労したそうですけど、腫瘍自体はものすごく綺麗に取れたらしい。
術前に「豪華な手術になるんでお楽しみに!」とか先生が嬉しそうに言ってましたけど、蓋を開ければなんと!
私の手術のために、筑波から脳外科の先生と耳鼻科の先生をわざわざ招いてくださっていたのでした。
しかも数千万もするナビを初めて導入しての手術だったそうです。そら豪華や。驚くわ。

この筑波の脳外科の先生がスーパードクターだったらしく、手術に立ち会った先生はその手技の見事さに「感動しました」とか言っておりましたよ。私は手術当日の朝に挨拶で30秒くらい顔を合わせたきりなんですけどね。
なんか奇兵隊決起前夜の高杉晋作(龍馬伝で伊勢谷友介が演じたような感じの)を思わせる感じの、えらいシュッとしたイケメン先生でありました。
手術終わったら学会のために帰っちゃったんで、もう印象あやふやですけどね。
約10時間にわたった手術中は勿論ずっとこのイケメンスーパードクターと顔合わせてたんですけど、なにしろこっちは意識なかったんで…。

でもって、意識が戻るとICUにおりました。
腕だけじゃなく首にも点滴の針が刺さってて痛かったです。
あと頭蓋の穴を塞ぐために太股の筋肉を移植したとのことで、右の腿が痛かった…あと腰超痛かった…。

20時間近く水分を摂ってなかったから、とにかく唾液の一滴も出ないって感じで喉がカがラカラで。
ICUの看護師さんはナースコールで即駆けつけてくれるんで、とにかく一晩中口に氷を含ませてもらいました。
「ICUは明るくて騒がしくて眠れない」って聞かされてたけど、かなり広い個室だったし夜はちゃんと電気を消してくれて、高熱で意識は朦朧としてましたがそれなりにうつらうつらと。夢かうつつか。

一番怖かったのは前回の手術同様「全身麻酔から覚めた時にパニックを起こすこと」だったんだけど、この失敗談をいろんな先生にしつこく訴えておいたせいか、ICUに運ばれた時には既に強力な安定剤を投与されていたようです。
心配していたパニックは一切起こさずに済みました。
麻酔科の先生も今回はベテランの先生がついてくださったらしく、前回悩まされた吐き気が全く無かった。
おかげでものすごく術後が楽でした。
一番大変な手術だったんだろうけど、術後の負担は今回が一番軽かったかもしれない。
スーパードクターすごすぎる。
あと私の負担が少しでも軽くなるようにと手を尽くしてくださった主治医の先生の気配りがすごすぎる。
先生、本当にありがとう!!

でもってICUで一晩過ごした後、CTを撮ってから9階の脳外科病棟個室へ移されました。
心電図とか点滴とかおしっこの管とか今回も重装備でしたよ。両足にはポンプついてるし。
熱のせいであんま意識なかったけどね!とにかく腰が痛かったな~動けないから腰痛になっちゃって。
一番痛かったのは手術で弄った頭でも腿でも鼻でもなく、何もしてない腰だったっていう…。

病棟に移された翌日にはもう「あまちゃん」とか観た気がする。あと相撲。
何日かは頭を起こせないというので、食事や薬は寝ながら摂った記憶が。あかんもうあやふやや…
術後1週間で点滴とかおしっこの管が取れたかな?
身軽にはなったけど、採血の結果なんたらの値が急に低下したというので、こっから水分制限が始まりました。
これがキツかった…一日500mlしか水分が摂れない。
今回は鼻腔からの手術だったんで、傷が塞がるまで鼻呼吸は禁止されてたんです。
そうなると口呼吸しかないからとにかく喉が…というか口が乾いてしょうがないんですよね。
水をアホほど飲みたくてたまらなかったです…。

水分制限が解除されたのが退院3日前くらいかな?
もーアホのように飲みまくったよね!!紅茶とか麦茶とか飲みまくり。がぶがぶ。
昼までにペットボトル2本くらい開けてたら看護師さんに「あ、急に水分アホのようにとらないでくださいね」とか言われて超焦りました。早く言ってくれよ…もうアホほど飲んじゃったよ…。

退院直前にまたMRI撮って、あと鼻腔に詰めてあったガーゼみたいなの取り出して(これ20センチくらいあった…処置前に麻酔してたからそんな痛くはなかったけど、こんなん10日以上鼻に詰めてたんかと超びびった)9月30日に無事退院となりました。

前述したように退院直後はなかなか微熱が下がらないし、自宅のベッドで寝てても「退院したんだ」って実感があんまりわかなかったんだけど、昨日外来で退院後2度目になる耳鼻科治療に行ったら、処置の工程が半分以下に減ってたんですよ。
最初は抗生剤とか薬を2種類処方されたけど、それももうなかったし。
それでようやく思ったんですね。

ああ、これで全部終わったんだ。
1年間の苦しかった闘いが報われたんだ。
明日にも視力を失うかもしれないって、怯える必要もなくなったんだ。
ちゃんと生きて帰ってきたんだ。

勿論ガンのほうは、転移や再発の可能性もあるだろうから5年間は定期的に通院や検査は続けていかなきゃいけないと思うけど、とにかく1年にわたった闘病生活は、これでひとまずピリオドということになりました。

長かったし、辛かったし、怖かったし、苦しかったし、泣きたかったし、泣いたし、涙も出ない時もあったし、もう耐えられないと思ったこともあったし、一睡もできない夜もありました。
一生消えない体の傷も残ったし、後遺症も残ったし、諦めなきゃいけないこともいくつかできました。

人生で一番ハードな1年間だったけど、でも人生で一番幸せな1年だったようにも思います。

だって私には、私のために泣いてくれたり走り回ってくれる友達がいて、がっちりと支えてくれる両親がいて、日々祈ってくれる祖母や親戚がいて、会ったことすらないのにこのブログで応援の言葉をかけてくれる音楽好きの同志がいて。
毎日こんなにも、自分が人に愛されて支えられて生きていることを、何の疑いもなくまっさらに受け入れられる日々は過去なかったです。なかった。

だから本当に辛かったけど、乗り切ってみれば、本当に幸せな一年になりました。
ありがとう。みなさんのおかげでもあります。本当にありがとう。

20131013.jpg

まだまだ本調子ではないけど、来春を目指してゆっくり回復していきたいと思います。
また遊んでくださいねん!!


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Posted at 09:26:27 2013/10/13 by

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kage

お帰りなさいませ。

帰ってきてくださって、ものすごく嬉しいです!!大山さんに会ったことはないですが、こうしてまた話せるようになって本当に本当に嬉しい、の一言しかありません。

身体の傷は、タフな手術や術後を頑張りぬいた大山さんへの勲章ですよ。まだまだ気が抜けないのでしょうが、無理せずボチボチ活動再開してくださいね。

ホッとして涙が出てきたではないか。
伊勢谷風イケメン外科医のことや、主治医の先生が「超・豪華♪」って術前に何故嬉しそうだったのかとか、いろいろ突っ込みどころも多いのですが(笑)なんかホッとしてどうでもよくなってしまったです。

なので今日はこれにて。また来ますね。

Posted at 10:19:06 2013/10/13 by miyu

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kage

お疲れ様でした…!!!

大山さんこんちは~。

お疲れ様でした(涙)
よく頑張りましたね。
ほんとにほんとにお疲れ様でした。

これからもご無理はなさらず、ゆっくり養生なさってくださいませ。

それに失明を免れたとのこと、ほんとに良かったですね。
また絵が描けますね。
大山さんの素敵なイラスト、気長にですが楽しみにしています!

Posted at 13:24:08 2013/10/13 by 長崎

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kage

はじめまして

はじめまして。初めて書き込ませていただきます。
私はgleeが好きで、このブログを見つけました。

私は、大学受験中なんですが、このブログの闘病記録の記事を読んで、私以上に不安にさいなまれてる人がいることを知って、受験ぐらいで泣き事を言ってはいけないと自分に喝を入れていました。
これからも、ブログにおじゃましたいと思います。

最後になりましたが、無事、帰宅されて安心しました。
私の母も心配しており、記事を読んで安心していました。
どうぞ、ゆっくりなさってください。

(それぞれの文に脈絡がなく、読みにくくて、すいませんでした。)

Posted at 18:20:55 2013/10/13 by 秋桜

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kage

うわあーーん(嬉泣)

大山さん、退院おめでとう!!!
10月に入ってから心配で心配で、更新がないか毎日覗いてました。何か怖い人みたいでごめんなちゃい・・・。
またいっぱい話しましょうね。愛ある突っ込みの日々を一緒に楽しみましょう!
私はフィン追悼エピソードはとてもまだ見れる心境じゃないんですが、怖い物見たさじゃないけど、ラスト5分だけおそるおそるストリーミングをつけて、シュー先生の姿にオエオエ泣きました・・・。

Posted at 21:09:21 2013/10/13 by rino

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kage

はじめまして。私も初めて書き込ませていただきます。

このブログは情報が充実していて感謝しております。
ずっと更新がなかったので怖いこと考えてしまってはウーン(@_@;)と唸ったり、つい昨日も夫にこの話題を振って手を合わせてお祈りしていたとこだったので、今これを読んで本当に嬉しいです。タイトル見ただけで涙がにじみ、読みながらさらにこぼれ落ちました。

gleeファンは、嗜好や意見は違っても仲間に思えちゃうんです。あの歌や笑い、喜びを経験した、共有した仲間だって。

うちも家族が命がけの病気をしたので共感できるところがあります。楽しいことをのんびりやって、いっぱい笑って下さいね。早寝早起き、美味しいものをよく噛んでよく笑っていれば、人間の体は自然と治る方向に向かうものだと思います。

記事も楽しみにしておりますが、まずは快復最優先でゆったりお過ごし下さいね。ご無事だとわかれば、こちらはいくらでも待てますので(^-^)

Posted at 11:28:12 2013/10/14 by なのき

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kage

ありがとうございました!!

メッセージいただいてからえらい間が開いてしまったので、まとめてお礼させていただきます。ごめんなさい!!

皆さん本当にありがとうございました!
言葉にならないけど言葉にするなら

愛してます!!


明るくしぶとく生きていきましょうね。負けねー負けねー

Posted at 01:05:39 2013/11/21 by 大山

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